クラウド会計システムとは?

クラウド会計システムとは、従来は、会計ソフトをパソコンにインストールして使用していた形態を、インターネットを経由でお客様のパソコンに会計ソフトを提供して使用する形態です。
給与計算ソフトも同様にインターネットを経由でお客様のパソコンに給与計算ソフトを提供して利用できます。
インターネット環境さえあればどの端末からもアクセスすることが可能で、入力したデータはお客様のパソコンではなく、データセンターに保管されます。

会計事務所と同じ画面が共有できます

インターネットを使い、お客様と当事務所でリアルタイムに同じ画面をみることが可能です。
一緒に細かな内容も画面で確認できます。

パソコンが壊れても大丈夫です。Macにも対応します

会計・給与データはデータセンターに保管されていますので、万が一パソコンが壊れてもすぐ別のパソコンで使用することが可能です。
Macでも同じように使用することができます。

税制改正にすぐに対応します

消費税率が変更されたり給与の所得税の計算方法が変更となったなど、税制改正時にはソフトの買替え・更新手続きが必要でしたが、自動的にインターネット経由で更新されます。
ASaaSについては、無料で会計・給与ソフトを使用できます。

クラウド会計システムのデメリット

データのセキリュティーが心配
ログイン情報はIDとパスワードで管理されていますが、どのパソコンでも使用できるということはセキリュティー面で不安を感じる。
ソウトウェアの動作が遅い・通信環境に左右される
インストール型の会計ソフトと比べると反応に若干の遅さを感じるかもしれません。
また、通信環境は光回線が望ましいと思われます。

既存の会計ソフトがよいか、クラウド型の会計ソフトがよいかは一概には言えません。
当事務所では両方のソフトを使用して業務を行っております。

クラウド会計システム利用例


  1. お客様で領収書をクラウド会計ソフトに入力、給与計算の入力
  2. 通帳・請求書類をスキャナーでPDFにし、メールにて当事務所に送付
  3. 当事務所で通帳請求書を入力するとともに領収書を確認する
  4. 試算表を作成しPDFでお客様に送付
  5. 電話・メールにて月次業務の打ち合わせ
  6. 必要な都度決算の前後には面談にて打ち合わせを行う